中途採用に求められることは何か、考える機会があったのでまとめてみる。
単なる人員補充ということもあるが、ほかにも「現在の人員を刺激する」という大切な目的があると思う。
やはり一つの会社に長くいると、自分では気付かずに、そのカルチャーに染まってしまう。そこにまったく違うカルチャーで育った人間を入れることで、足りない要素を補うのだ。
SEであれば、SIerなどでウォーターフォール開発に携わっていた人間が、アジャイル開発チームに入れば、(良いか悪いかは別として)チームが予算や納期に置くウェイトが高くなるだろう。
それがアジャイル開発の良さを消してしまうことになれば元も子もないが、そうではなく、中庸であることを目指すのが何事においてもよいのだと思う。
また、逆にそういうよい「影響」を与えるのが、まずは中途採用者の役目だろう。社内のルールであったり、システム屋であれば開発環境やコーディング規約も知らないうちには即戦力にはなれない。そのような面で活躍するのはジッと我慢し、まずは「前職とは違う部分」を自分で意識して、それが良いのか悪いのか、また悪いとしたらどう改善すればいいのか、臆せず話さなければいけない。きっとそれが最初の責務なのだろう。
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